最近、「MidRadioPlayer」という、XGでMIDIを再生できるプレーヤーを導入してみました。以前使っていたPCにXG音源が入っていたのですが、その頃に聴いていたMIDIをMidRadioPlayerで聴いてみたら、当時聴いたのと同じ音が再生されて「やっぱりこれだ」と思いました。
10年くらい前はまだXGが搭載されたPCが出回っていたかもしれませんが、今ではすっかり廃れてしまって、PCで普通にMIDIを聴くとWindows標準の音源(GS?)で再生されて、MIDIによってはいかにも電子音といった感じの音を聴くことになってしまいます。かつて聴いた音をまた聴いてみたいと思い、XGについて少し調べてみたところ、この音源を搭載したプレーヤーをYAMAHAがフリーソフトとして提供していることを知り、それで今回そのフリーソフト、「MidRadioPlayer」を導入してみたというわけです。
例えばMP3は、音そのものを0と1の羅列に変換し記録したデータ(WAV)を圧縮したファイルですが、MIDIは音の鳴らし方、言わば「音符」を記録したデータファイルであるそうです。そして、MIDIは音源というものがないと再生できず、またその音源によって音や旋律の聞こえ方・印象が大きく変わるようです。ただし、そのMIDIがどの音源(GS? GM? XG? …)に合わせて作られたかにもよるので、XG向けMIDIをGMで聴いたり、GM向けMIDIをGSで聴いたりしても音の聞こえ方・印象が変わってきます(ひどい場合には旋律が崩れたり特定の楽器パートが聞こえなくなる)。
音源にはハードウェア音源とソフトウェア音源があり、XGはソフトウェア音源ですが、この音源でMIDIを聞くとWindows標準の音源(GS?)よりもずっと高品質な音になっていることが少なくないという印象を持ちます。
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