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logosノ夢 ブログ(雑記)

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無題

暗黒。
憎しみで満ちた生き物。
惨めさと哀れさと愚かさ。
もたらされる欲望と束縛。

受動。
自分の始まりのすべて。
自分が生まれてきた意味。
社会が営まれていく意味。
存在意義。
存在の認識。

回帰。
道徳の原理を携え、
還ってゆく記憶。
記憶は夢となって薄れていく。
いつか見た夢となって…。

終焉。
安らぎの中へ。
最後の旋律。
無の真理の中に…。
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無題

過去に作り上げられた不完全な構造。それに依存したままの現代。深い矛盾が横たわるのに、なぜ…?

「個」の「全」への邪なる欲望が他の「個」の悲しみを生み出し、それが憎しみに転化し、その憎しみが悲しみを生み出し、その悲しみがまた憎しみを生み出していく…。欲望とは何だろうか? 人はなぜこれに従わされてしまうのか? 愛とは何だろうか? 人はなぜこれがなければ邪に身を染めてしまうのか?

人間という存在の闇が浮かび上がる。愛がなければ欲望に従わされるという哀れさ。生み出され、無力のうちに作り上げられる惨めさ。無力の時期に社会の抑圧を一点に押しつけられる惨めさ。憎しみからくる残虐さ。動物にはない残酷な憎しみ。完全な理性にはない残酷な憎しみ。

「人を知れば悲しい」。悲しみ以外の何を見いだせるだろうか…?

なぜ「~である」か?

「~である」という表現には2つの種類があると思う。1つは結論の「~である」で、これは文章の中で明示されるか否かによらず何らかの因果関係の結果としてこうなっている、ということを表すもの。もう1つは仮定や条件としての「~である」で、何か考える際の事前の設定を表すもの。こちらはさらにその設定の根拠がある場合とそうでない場合がある。

文章を読むとき、特に勉強で教科書や参考書を読むときにこの「~である」をよく目にするけど、その根拠があるとは限らないし、また、あったとしても明示されるとは限らない。

成績は真ん中くらいだった。その成績を上げられなかった要因の1つに「~である」の表現に惑わされたということがあるかもしれない。因果関係を理解せずに単なるデータとして「~である」という知識を覚えることもできたはずだけど、できることならなるべく因果関係を理解した上で覚えたい、と思っていたのかもしれない。結局、わからないままのことが多かったので覚えられるものも十分に覚えられなかったのかもしれない。

勉強をしていて説明文の論理の流れの中に「~であるので」という文がポツンと出てきたときには、それまでの論理の流れから一見してわからないことがある。こういうのが出てくると、これはどういうわけなのだろうと因果関係を知りたくなるが、その時点では知る術がなく疑問が1つ積み重なることとなってしまう。どちらかと言えば、結果としての知識だけでなく、その結果に至った理由も知りたい性質(たち)なのだろう。

因果関係がある「事実」とそうでない「条件設定」。「~である」のは、

(1)
実験や経験や調査研究の結果。それらの結果と理論が一致した事実として成立している何らかの法則があるからなのか?

(2)
それともそうした法則はないが、対象の傾向や性質から理論的にそのように考えられるからなのか?

(3)
そうでもなく、ほとんど根拠も事実もない単なる仮定なのか?

こういったことも知りたい。ところが、教科書検定で許可された教科書も含めて世の教科書や参考書の類は、こういう部分を明記しない傾向があると感じる。特に、根拠があることなのかそうでなく単なる仮定なのかの区別さえも明記していないものが少なくないと感じる。

でも、仕方ないのだろう。教科書などでは根拠を都合上省略せざるを得ないということだと今ならば推測できる。知識は複雑に絡み合っていることも少なくなく、すべてを丁寧に説明しようとしたら広い分野に及ぶ膨大な文章量となって学ぶ側にとって非常に負担になるだろうし難解な本ともなるだろうから。また、ある知識についてなぜそうなのかと知りたくなる人がいれば、そうは思わず自然に受け入れてしまう人もいるが、前者はその疑問を主体的に解いていけるから後者に合わせておくということなのだろう。それに、何よりもこういう部分でつまづいていたら勉強が進まない。

しかしながら、これは勉強に限ったことではないと思う。社会や世界が因果関係で成り立っている以上、問題の本質に迫るためには上に書いたような問いかけは重要なのではないかと思う。現象や問題の背景には必ず突き詰めた原因がある。そして、これは人の行動、性質、さらには人間とは何か? そういった問いかけにも通じることかもしれない。

何か

光がなければ何も見えない。何も見えなければ、何もないのと大きく違わないかもしれない。まったく光がないわけではなく、「何か」見える。それでもそれが何であるかを知るには十分ではない明るさ。

自分に対しても人間社会という環境に対しても、期待感や希望を持ったところで根底が変わらなければ何も変わらない。でも、生きている限り捨てないものを何か持っているから期待感や希望を持つ。

では、その根底とは何なのか、知りたいと思うのは自然なことだろうか不自然なことだろうか? 明るくなったら何であるかわかる。しかし、表面を知っただけになるかもしれない。別の方向から考えてみれば、光では知ることができなくても音とか風とか他の方法なら知ることができるかもしれない。そしてその何かについてのデータを得られる。

光でも音でも風でも、その「何か」について知ったことは、その「何か」の持つ「意味」を知ったということになるのだろう。しかしながら、いずれの方法でも一面を知ったに過ぎないと考えることができそう。

光は大きな力を持っている。光があれば幾多の大きな問題が是正され望む方向へと変化していくだろう。だから光を求める。ただ、長く閉ざされてきたから一層強く光を求めている。それが各所に垣間見える。自然の力に壊された場合は仕方ないとしても、人が相互作用し合う中で引き起こされたものは理屈的には修正し得る。

でも、複雑な人の世界。創られたのか創ってきたのか(あるいは造られたのか造ってきたのか)、どちらでもありそう。忘れてしまったのか初めから知らないのか、どちらでもありそう。

「何か」はある。きっとそれに意味がある。意味があるからこそそれは「在る」。その意味を知ったら悲しいものも見えてくる。全体的に見たら、少し見ただけでも悲しみが計り知れないほど多い。「人を知れば悲しい」。それでも意味を知ろうとして、安らぎを得ようとして、幸いを求めて、人は生命を、社会を営む。

認識を最も基本的なところまで下げれば、「何か」の正体あるいは根本なるものについて一つの理解の仕方ができるかもしれない。自分とは何なのか、人とは何なのか? その問いを携えて歩いてゆく。そこに灯すのは自ら律する心。落ち着きの心。静かに燃えている、しかし力強い炎。自ら律する心に基づいた漲る意志。

人は考える。考えていくということの中に、「何か」がある。

認識

ショッピングセンターの駐車場で、子どもがいたずらをしたのか周期的になっていた車の警告音。付近を歩いていた人のうち、年配らしき白髪交じりのある男性は、「うるせぇ!!!」と罵声を飛ばしていた。

怒りは人を不幸へと導く。内在する弱さが、他者への要求をもたらす。何かに対してどうにもできない弱さが、他のことに対してはけ口とするかのように怒りを生じさせる。他者への要求の強さが、そのまま弱さの表れとなっていて…。求めるべきは何か?

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別の出来事。

新幹線から普通電車に乗り換えるために切符販売機の所へ行く。普通電車は新幹線到着から6分後に発車する。急ぎ足で行く。

切符販売機の前に来ると、ラフな服装で細身の二人組がそれぞれ1台の販売機に向かっている。そこの販売機は左右に2台しかない。左側に並ぶ。彼らの後ろ姿から、彼らがどういうタイプの人間かはおおよそ直感できる。

急いでいるが少し待たなければならないかと思っていると、すぐに右側の販売機に向かっていた一人が「あ、先にどうぞ」と言ってその販売機の前を空ける。「すみません」とささやきつつ、その販売機に目的地までの料金をお釣りなしで投入する。しかし、販売機の反応がいつもと違うことに気付く。画面は精算画面になっている。目的地よりも一駅手前までの切符が出てくる。同時にお釣りも出てくる。

その二人組を疑うが、特に訴えかけたりはしない。料金を再び投入して切符を購入し直す。今度は目的地選択画面でしっかりと目的地を選択。切符を無事に購入。急ぎ足でホームに向かう。ホームに着くと同時に電車が到着し、間に合う。後をついて来たのか、二人組も同じ電車に乗り込む。電車は発車。

切符販売機での購入ミスを考える。購入をミスした原因は、急いでいたと言え…

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認識…。自戒。自律。哲学的に、本質的に考える。諸々の負の側面と正の側面。

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極端な思考を持てば次のように…。人という存在の全体的な観点から考えると…。

誰もが希望を持てるということはない。そこに、希望を抱いた強い人と希望を見出し得なかった人との乖離がある。では何に従うと言うのか? 認識し得ない普遍的な真理のために従うとでも言うのだろうか? 「分化」が「乱雑さ」を増す。混沌さを増していくのが見える。誰も明るい未来を迎えることはできないのか? 光を消し去ってゆく人自身の闇。ただ佇んで見つめる心を持てば良いのだろうか…?

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